12月決算銘柄を狙う動きが強まり、ボーナスとNISAを活用して配当利回りの高い銘柄に資金が向かう見通し。現時点での対象として横浜ゴム、東京建物、ネクソン、日東精工、フェローテックの5銘柄が挙げられている。
12月末決算を控える局面で、配当や株主優待の権利取りを意識した買いが増えやすい時期だ。NISAの成長投資枠を活用すれば配当を非課税で受け取れる点も個人投資家にとって魅力の一つとなり、業績の安定と株主還元の方針を前提にした銘柄へ関心が高まるとされる。
横浜ゴムは10月末時点の終値が6280円で、配当利回りは予想で3.55%とされる。新工場の低コスト生産や新工場の稼働計画、量産開始予定の新メキシコ工場のコスト削減効果など、業績改善の見通しが示されている。
東京建物は終値3289円、配当利回り予想は3.83%。データセンター事業への参入を公表し、大阪の大型投資案件を含む事業の多角化を進める。オフィス需要の堅調さと資産価値の改善が期待される点が特徴である。
ネクソンは終値2759円、配当利回り予想は17.22%(特別配当含む)。長寿タイトルを多数保有し現金が潤沢で、特別配当の実施経験があるほか、2026年末の権利取りを踏まえた積極的な株主還元方針が続く見込み。