京セラが長崎県諫早市に半導体装置部品の新工場を開設し、680億円を投資。国内最大級の生産棟として21年ぶりの新設となり、AI需要の拡大を捉える。
京セラは長崎県諫早市に新工場を開設し、投資額は680億円となる。六階建ての建物で延べ床面積約8万平方メートル、敷地面積約15万平方メートルで拡張の余地がある。
新工場の生産は半導体製造装置向け部品を中心に行い、真空チャックや露光装置用ステージといったセラミック部品の生産を担当する。世界シェアは約50%とされる。
人員は初期段階で社内異動等を含め約40人を確保して順次生産を開始し、将来的には1000人規模を目指す。2030年度以降には年250億円分の部品生産能力を見込む。
京セラは半導体製造装置向け部品の需要拡大を見据え、AIデータセンター向け部品を中心とした投資計画を掲げる。国際団体SEMIの指標と合わせ、設備投資を積み増す方針。