日本ビジネスシステムズは2026年9月15日の個人投資家向けIRセミナーで、2026年9月期の業績予想と成長戦略を説明し、売上高2165億円・営業利益91億円などを提示した。
日本ビジネスシステムズは2026年9月15日に個人投資家向けIRセミナーを開催し、2026年9月期の業績予想として売上高2165億円、営業利益91億円、当期純利益70億円を示した。営業利益率は4.2%を見込むが、グローバルライセンス需要の急拡大に伴う低利率のライセンス再販が売上を押し上げると説明された。経営陣はこれを戦略的な成長投資の結果と位置づけた。
成長の柱はクラウドインテグレーション、グローバルライセンス調達、AI活用支援の3領域とされ、マイクロソフト系の知見を活用した大手企業向けの提案が中心となる見通し。国内クラウド市場は今後数年で拡大が見込まれ、同社はトピックス100企業の72%と取引があるとされる。特にEntra IDやMicrosoft 365の活用が強みとして挙げられた。
中期方針では2028年を視野に、特別ライセンス需要を織り込みつつ成長を目指す。配当は2026年9月期に50円、株主優待は400株以上でポイント付与、4000株以上で年10万円相当とする方針。全社員に先進AIライセンスを付与する人材育成策も説明された。
Q&Aではクラウド移行支援とAI活用支援を「両輪」と位置づけ、今後3年間の成長ドライバーとしてグローバル領域を第一に挙げた。M&Aはアプリ開発・AI分野を中心に前向きとされ、メモリ高騰の影響で一部案件が遅延しているもののIT投資を止める企業はなく、AI活用の需要は引き続き強いとの認識が示された。