米長期金利の上昇が一服し、株式のリスク志向が再燃した一方で円相場は弱含み。月末のFOMCを控え、米動向次第で再び円売りが強まる可能性が示唆されている。
昨日まで長期金利が5%を越える場面を嫌気していた動きから転換が見え、米長期金利は一服感を示し、株式市場ではリスクを取る動きが活発化してナスダックは史上最高値を更新した。10年物金利は5.28%程度で推移し、5.30%を下回る局面で金利低下が株式の買い材料となった。
円相場は全面的に安となり、ユーロ円はショートカバーを伴い、ドル円は158円台を回復する動きをみせた。ユーロドルの戻りが強かったことがユーロ円の堅調さを支え、ドル金利の低下にもかかわらずディップを限定的に抑えた。
月末に控えるFOMCの利上げ見通しが低下しており、日本の植田日銀総裁の見通しにも影響する可能性が指摘されている。ドル円の再度の円売り圧力が強まる展開になるかは米国の金利動向次第となる見方が示された。