9月7日に米国市場でダウとナスダックが下落、半導体株SOXは上昇。9月10日発表のPPI、11日のCPIを前に市場は膠着感が続く見通し。日経平均は75日移動平均線を意識した動きで中長期の下落トレンドが意識され、円相場はドルに対して一時152円近辺まで円高が進んだ。アンソロピックの超大型IPOが視野に入り、AI・半導体株の下値・上値が重い展開が続く可能性も指摘されている。
米国市場は9月7日、雇用統計の結果を受けた金利見通しの影響で株式全体が下落した一方、半導体関連株を示すSOXは大きく上昇した。前日比でダウは反落、ナスダックも反落したが、雇用指数の堅さにもかかわらず金融政策の先行観測が依然市場の焦点となった。
9月10日にPPI、11日にCPIの発表が控え、これらの結果次第で9月16日のFOMCでの利上げ確率が動く見通し。CMEのFedWatchでは9月の利上げ確率が高まっており、米国市場は発表を前に膠着感の強い動きが続くと見込まれる。
日経平均は7日終値6万6399.84円から8日の終値6万5269.33円へ下落。75日移動平均線が強い抵抗線として意識され、上抜けが見られなければ調整が続く可能性がある。
円相場は欧州市場で一時154円近辺まで上昇後、国内市場では152円台に押し戻された。円高は外需系企業の収益・株価にネガティブ材料となり、日経平均の上値を抑える要因となると見られる。
超大型IPOのアンソロピックの上場が視野に入り、資金を集めるため他ハイテク株の売りが加速する可能性が指摘された。米国株のAI・半導体関連株は下値が堅い一方で上値も重い展開が想定され、日米ともに膠着相場が想定される。
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