公正取引委員会は、王子ホールディングスの子会社・王子コンテナーが段ボール製造の委託先に印版や木型を無償で保管させたとして下請法違反を認定し、保管費用の支払いを勧告した。
公正取引委員会は、王子ホールディングスの子会社である王子コンテナーについて、段ボールなどの製造を委託した業者に対して印版や木型を無償で保管させた実態が下請法違反に当たると認定した。これに伴い、保管費用の支払いを勧告している。
王子コンテナーは発注を受けた業者が製造に用いる印版や木型の保管を、費用負担を求めず行わせたとされる。公取委はこの行為を是正するよう求め、今後の実務にも影響を及ぼす可能性があるとみられる。
今回の勧告は、下請事業者の保管物に対する費用負担の適正性を巡る監督強化の一環として位置づけられるとみられる。王子HDと関連する取引実務の見直しが進む可能性がある。
この案件について公取委は具体的な金額や契約期間の詳細に言及していない。今後、追加の公表や関連動向が注目される。