米株先物は堅調な序盤となる見通しで、米中AI協議の開始をめぐる報道が買い材料として意識されそうだ。今週はPMIなど景況感指標の動向にも注目が集まる。
前日の米株式市場は主要3指数がまちまちで、ダウは下げ幅を縮小したが取引終了時点で約95ドル安、S&P500とナスダックは半ばを過ぎてプラスに浮上した。発表された鉱工業生産や景気先行指標は低調だった一方、原油安が材料となりハイテク株の買い戻しが相場を下支えした。
本日は米中首脳会談でAIに関する協議の開始について一致との報により、関連セクターの買いが相場を牽引する見通し。中東情勢の混迷は続くが原油上昇の一服も好材料となる可能性がある。
ただし最近発表された経済指標では景況感の悪化が目立つ。今週のPMIは製造業・サービス業とも前回を下回ると見込まれ、売り材料になりやすいとの見方がある。
一方、FRBの追加利上げ観測は残るもののタカ派的な方針を弱める可能性があり、過度な売りを抑制する要因となり得る。