フジ日本は2026年3月期に機能性素材事業が糖類を上回り利益を拡大。2027年3月期は増収見込みだが利益は抑制される見通しで、3%の配当を維持する株主還元も継続する方針だ。
フジ日本は糖類事業・機能性素材事業・不動産を展開する食品素材メーカーで、世界で唯一サトウキビを原料に酵素でイヌリンを製造する独自技術を保有する。2026年3月期の連結業績は売上高28443百万円、営業利益3554百万円、経常利益3773百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3220百万円と増収増益となり、機能性素材事業の寄与が大きかった。一方、糖類事業は物流費上昇などの影響で喫緊の利益を抑えた。
2027年3月期の見通しは売上高29700百万円(前期比4.4%増)、営業利益3300百万円(同7.1%減)、経常利益3500百万円(同7.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2500百万円(同22.4%減)を見込む。機能性素材事業の拡大をメインに増収を見込む一方、エネルギー・原材料コストの高止まりと円安の影響で利益を抑制する見通しだ。