来週の東京株式市場では日経平均が6万5000円を中心に落ち着きを探る展開が想定され、AI関連株の警戒感は残る。一方、投資家の関心は企業決算へ向かい、日米の金融イベントを前に様子見姿勢も広がる見通しだ。
来週の日経平均は6万5000円を中心に推移するとみられ、レンジはおおむね6万3000円から6万8000円の想定が示されている。AI関連株の警戒感は完全には払拭されておらず、半導体関連株の上昇の勢いも限定的との見方が出ている。
直近にはAI開発をめぐる懸念から関連株が下落しており、今週の取引で日経平均は一時6万4000円近辺まで下落した。来週以降も需給に絡む売りが出る可能性があると指摘されている。米国内のハイパースケーラー決算を控え、内容を見極めたいとの声もある。
投資家の関心は企業決算へ向かい、特にAI・半導体関連企業の業績と経営陣の今後のメッセージに注目が集まるとされる。個別ではディスコ、東京製鉄、ファナックが決算を発表予定で、これらの発表の内容次第で相場の反応が分かれる可能性がある。
完全なリスクオフムードが後退したわけではなく、内需関連株やディフェンシブ株が底堅く推移するとの見通しもある。来週は日米の金融政策イベントを控え、状況次第で市場の動きが変わり得る。