シスメックスが27年3月期の業績予想を上方修正し、米州のヘマトロジー機器の好調と円安を背景に売上高と営業利益を引き上げた。株価は急騰して年初来高値を更新した。
検体検査機器・試薬を手掛けるシスメックスは7月7日引け後に27年3月期の業績予想を上方修正した。これをきっかけに株価は急激に上昇し、8月10日の取引で1990円近辺に迫る水準まで買われた。前週末比で大きく値を伸ばし、年初来高値を更新する動きとなった。
新しい予想では売上高が Percy 5350億円から5450億円(前期比9.0%増)、営業利益が580億円から600億円(同15.8%増)に引き上げられた。ヘマトロジー機器の米州売上の好調と想定より円安に推移した為替を織り込んだことが背景にあるとされる。
第1四半期決算の実績は売上高が1306億7400万円(前年同期比23.6%増)、営業利益が148億2100万円(同39.5%増)だった。これを踏まえ、通期の利益水準を見直す形となった。
終値は前週末比328.5円高の1980円で引けた。関連ニュースとして同日以降の市場動向や他銘柄の動きも報じられている。