堀場製作所はCO2の吸脱着を1台で評価できる新型装置を開発し、地球環境産業技術研究機構(RITE)が装置を採用する。装置は11月から本格運用を開始し、今後の製品化を目指す。
堀場製作所は二酸化炭素の分離・回収で使う吸着材や分離膜の性能・耐久性を1台で評価できるCO2吸脱着評価装置を開発した。装置は国内初の拠点となるRITEで採用される予定で、今後の試験・評価の基盤になる見通しだ。
装置の導入先として京都府木津川市のRITEが挙げられ、燃焼排ガス中のCO2を対象にした吸着剤や分離膜の性能評価を実施する。RITEは本装置を用いて評価作業を進めるとのことだ。
堀場製作所は装置の本格運用を11月から開始する計画を明らかにしており、今後は製品化に向けた取り組みを進める意向を示している。装置の普及によりCO2分離・回収技術の評価効率が高まる可能性がある。
国内でのCO2回収技術の評価基盤整備が進む中、本装置の導入が今後の研究・開発の促進材料になると見られる。堀場製作所は製品化を視野に入れ、商用展開へ向けた動きを強めていくとみられる。