26日午前の東京外国為替市場で円が対ドルで上昇し、一時158円88銭近辺まで買われた。中東情勢の緊張緩和観測と原油安を背景に実需の円買い・ドル売りが入ったとされる。
26日午前の東京市場で円相場は上昇し、12時時点のドル円は159円01〜02銭、前日17時時点から43銭の円高となった。11時過ぎには一時158円88銭近辺まで上昇した。国内の輸出企業など実需筋の円買い・ドル売りが入ったとみられ、中東の緊張緩和観測と米原油先物の下落が円高要因となった。
取引レンジは158円88銭-159円26銭。仲値決済を前にドル売り優勢との声があり、輸出企業が円買い・ドル売りの動きを見せたとされる。午後には159円割れ時のストップロス売りも報じられた。
ニューヨーク・タイムズが米務省の中東地域からの退避外交官の戻す準備を伝えたことや、WTIの期近物が82.36ドルと下落したことが原油安を伝え、中東産原油の供給正常化期待が円買い・ドル売りの流れを支えた。
26日発表の日本企業向けサービス価格指数(7月)は前年比プラス3.6%、豪州の消費者物価指数は前年比プラス3.5%と市場予想と一致、前回から減速した。前日には有事のドル買いが優勢だったが、米財務省の制裁内容が想定内との見方から円を買い戻す動きもあった。