鹿児島県は「かごしま未来創造ビジョン〈改訂版〉」を公表し、コロナ後の社会変化やデジタル化、SDGs、脱炭素などに対応する基本方針と中長期のあるべき姿を示した。
新たな改訂は、新型コロナウイルスの収束後も見据え、社会を誰もが安心して暮らし活躍できる形へと進化させることを目的とする。県民一丸となって行政課題を整理し、中長期で県政の基本方向性と戦略を示す格好とした。
鹿児島の目指す姿は「誰もが安心して暮らし、活躍できる鹿児島」。未来を拓く人づくり、暮らしやすい社会づくり、活力ある産業づくりの三つの柱で好循環を生む社会を目指す。人づくりでは地域に誇りと多様な能力の発揮、暮らしづくりでは健康で心豊かな生活、産業づくりでは地域資源を活かした経済成長を掲げる。
改訂ポイントには農林水産業・観光・デジタル化・脱炭素・多様な地域振興の推進とともに、ジェンダー平等や教育環境の改善、災害対策・国土強靱化の充実などを盛り込み、誰もが安心して暮らし活躍できる鹿児島の実現を図る。県は稼ぐ力の向上として、基幹産業の振興と新たな産業創出、地域資源の活用による資金循環の強化を重視する。
「ファイルダウンロード」や「概要版・地域振興の取組方針(改訂版)」などの関連資料も整備され、ビジョン改訂の経緯や地域別の取組方針が位置づけられている。鹿児島県総合政策部総合政策課を通じて問い合わせ窓口やFAQへの案内も行われている。