メルカリはクイック・ネットワークと資本業務提携契約を締結し、AIを活用した接点と「勝ち抜き査定 セルカ」の査定・オークション基盤を組み合わせて中古車売却の選択肢拡大を狙う。提供時期は2027年春以降を目途に順次開始する。
メルカリはクイック・ネットワークと資本業務提携契約を締結したと発表した。提携の背景として、中古車市場の規模拡大と車の売却手続きの煩雑さを解消するため、両社の強みを活かして車の売却体験を向上させることが挙げられている。
取り組みの概要として、メルカリはAIを活用したパーソナライズによって車の売却に関心を持つお客さまを「勝ち抜き査定 セルカ」への査定申込みにつなぐ接点を2027年春以降順次提供する予定で、査定申込み後の実車査定・オークション運営・売却手続きの支援はクイック・ネットワークが担当する。セルカは一度の実車査定で全国9,000店舗以上の登録バイヤーが参加するオンラインオークションへ出品できる基盤を持つ。
今後の展望として、中古車売却の体験向上と運営基盤の強化を継続的に進め、対象範囲や取り組み内容を利用状況・意見を踏まえて段階的に拡充する方針。中長期的には車の売却・買い換えをより気軽に考えられる環境を目指し、さらなる体験向上と中古車流通の可能性拡大に取り組む。
背景データとして、2025年度には国内の中古車登録・届出車両が約650万台にのぼり、新車販売台数を上回る規模となっているという統計が挙げられている。また、車の売却を検討するユーザーの約84.7%が次回利用するサービスをまだ決めていないとの調査結果も紹介されている。