ミニストップは2027年2月期中間期決算説明会を開催し、連結売上は前年同期比で増加した一方、営業損失などの赤字となった。主因は手作りおにぎり販売の停止からの回復遅れと原材料費の高騰で、下半期の改善方針が示された。
ミニストップ株式会社は、2026年10月9日に開催した2027年2月期中間期決算説明会で、連結営業総収入が510億7,300万円となり前年同期比で増加したが、営業損失が28億3,600万円、経常損失が26億1,100万円、親会社株主に帰属する中間純損失が39億9,500万円に達したと報告した。
業績悪化の主因として、同社単体での手作りおにぎり販売の一時中止(2025年8月開始)からの回復遅れが挙げられ、代替商品の品揃えや販促施策を進めたものの、日配品やホットスナックの売上計画が未達となり、粗利率の低下と人件費増が販管費の増加につながった。ベトナム事業は第2四半期に営業黒字を達成し、職域事業の拠点数も拡大して黒字化が進んだ。
下半期の見通しとしてはCBS商品改革、日配品・ファストフードの価値向上、手作りおにぎりの販売拡大、デリバリー強化により営業黒字化を目指す方針が示された。投資家は手作りおにぎり販売再開店舗の拡大ペースやベトナム事業の持続的黒字化、直営店削減と本部コストの適正化の進捗に注目する見込み。