30日午前の東京株式市場で日経平均は反落し、終値は前日比1639円69銭安の60301円78銭となった。米ハイテク株安を背景にAI関連や半導体株が大幅安となり、下げ幅は1900円を超える場面もあった。
30日午前の東京市場で日経平均は反落し、午前終値は前日比1639円69銭安の60301円78銭となった。米国株式市場でハイテク株を中心に下落した流れを受け、値がさ株のAI・半導体関連銘柄が大きく売られた。日経平均の下げ幅は1900円を超え、6万3000円を割り込む場面もあった。アドテスト、東エレク、ソフトバンクグループ、イビデンの4銘柄が日経平均を約1200円押し下げた。
Amazonの2026年7〜9月期決算でフリーキャッシュフローの赤字幅が拡大したことを受け、AI投資の収益性への懸念が再燃した。時間外取引ではアマゾンやインテルの株価が大幅に下落した。東京市場ではインテルを主要顧客に持つイビデンが制限値幅の下限付近まで売られた。韓国株式市場の下落も日経平均の動きと連動している。
東証株価指数TOPIXは反落、前引けは52.05ポイント安の3951.23だった。JPXプライム150指数も反落した。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆9088億円、売買高は10億4926万株、値下がり銘柄数は774、値上がりは740、横ばいは37だった。
前引け時点で下げが目立った銘柄としてTDK、キオクシア、レーザーテクが挙げられる一方、ファストリ、バンナムHD、KDDIは上昇した。市場背景として中東情勢の緊迫化やニューヨーク原油先物の急騰が挙げられ、日本企業の業績は堅調ながら3月期の中間決算発表が続くなか、短期筋の売りが続くとの声もあった。
日経QUICKニュース(NQN)によると、日経平均の動きを主導する要因としてAI・半導体株の動向が引き続き注目される見通し。