損害保険ジャパンが全社に生成AIを配布し、6月末時点で配布対象員の99%に行き渡り、部長以上の週次利用率は98%に達した。Google Cloud Next Tokyoで明らかになった事例。
生成AIを全社員に配布する企業は増えているが、その活用には大きな溝がある。損保ジャパンとSkyは、配布と実利用のギャップを埋める手法を示したとして注目を集めた。
損保ジャパンは1月にGoogleの企業向けAIサービス Gemini Enterprise を全社導入し、6月末時点で配布対象社員の99%に行き渡り、約2万1000人が利用している。日常的に使う社員数は半数を超え、週1回以上使う社員は約8割に達する。
部長以上の層に限ると、週1回以上の利用率は98%となり、現場より管理職の方が高い利用実績であることが示された。こうした高いWAUを実現した背景として、導入時の全社展開と、日常業務への組み込みが挙げられる。
イベントはGoogle Cloud Next Tokyoでの基調講演で明かされ、SOMPOホールディングスの中島正朝氏はデジタル・データ戦略部長としての立場から、全社導入と部門横断的な活用状況を説明した。