セブン銀行は2027年3月期第1四半期決算で国内ATMと米国事業が好調となり、増収増益を達成。経常収益は1Qとして過去最高を更新し、通期業績予想を修正した。
連結ベースの業績は経常収益が568億円、経常利益が108億円、四半期純利益が65億円となり、前年同期より大幅に上回り、連結・単体ともに増収増益となった。国内ATM事業・国内リテール事業・海外事業の寄与が述べられている。四半期ベースでの増益は2023年度第1四半期以来とされ、非常にポジティブと受け止められている。
セブン銀行単体の業績は経常収益372億円、経常利益94億円、四半期純利益64億円。ATMの減価償却期間の見直しにより約10億円程度の影響を受けたが、これを除いても増収増益となっている。費用削減や引当金繰入の減少も寄与している。
国内ATMの利用件数は第1四半期で総件数2億8,600万件、平均件数は110.5件、ATM期末台数は2万8,614台で前年同期比532台増。ファミリーマートへの設置は6月1日から開始され、期末までに計画通り拡大している。口座数は350万2,000口座、預金残高は6,429億円で、個人預金を含む合計は約9,150億円に達する。
通期予想の修正は、連結経常収益を据え置く一方、連結経常費用を40億円削減して経常利益を40億円増、当期純利益を30億円増とした。ATMの耐用年数を5年から7年へ変更した影響も約10億7,000万円のプラスとして織り込み、年間で約40億円のプラス効果になる見通し。セブン銀行単体も同様の修正を適用。