ファナックは第2四半期の決算で営業利益632億円、受注高3060億円を発表。通期の営業利益を2407億円へ上方修正し、自社株買い1000万株(上限500億円)を実施する方針を示した。部材調達の懸念は後退したとの要因も併せて伝えられている。
ファナックが公表した第2四半期決算によると、営業利益は632億円(前年同期比45.1%増)となり、市場予想を大きく上回る。期間中の受注高は3060億円で、前四半期比8.5%増、四半期ベースでこれまでの最高を更新した。これにより同社の業績は上振れとなったことが伺える。
同社は通期の見通しを上方修正し、従来の2180億円を2407億円へ引き上げた。前期比でも大幅な増額となっており、収益性の改善が続くとの見方が伝えられている。市場関係者の注目は、受注の強さと利益率の改善の両方に集まっている。
発行済み株式数の約1.08%に相当する1000万株、総額は上限500億円の自社株買いを実施する計画も発表された。資本効率の向上を狙う意図と受け止められており、株式市場の反応が注目される。
部材調達問題への懸念は後退したとの見方が広まっているとされ、投資家の見方が落ち着きを取り戻す可能性が指摘されている。ただし今後の需要動向や調達の供給状況には依然留意点があるとされる。