清水建設が急性期病院向け救急支援システムHub360を開発し、院内の空きベッドやスタッフ、医療機器の状態と処置情報をリアルタイムで見える化するクラウドサービスとして提供を開始した。災害時には安否確認や稼働状況の把握を支援する災害モードも備える。
清水建設は急性期病院の救急対応を支援する業務システムHub360を開発したと発表し、クラウドサービスとして提供を始めた。開発にはNTTデータが協力しており、同様のシステムは国内で初とされる。
Hub360は院内の空きベッド、スタッフ、医療機器の状態と患者に必要な処置情報をリアルタイムで見える化する。平時には受け入れ判断を迅速化するほか、災害時にはスタッフの安否確認や稼働可能な医療体制の把握も可能になる災害モードを搭載している。
約4年にわたる性能実証を経ており、人吉市の人吉医療センターをはじめ複数の医療機関が導入を検討・予定している。
清水建設は年間救急搬送受け入れ件数が2500件を超える急性期病院を対象に導入を働きかけ、2030年度までに50件の受注を目指す。