関西電力は美浜原発3号機の屋外配管に縦約14ミリ、横約4ミリの穴を確認したと公表した。穴は2010年のカバー交換時の取り付け誤りにより雨水が侵入したことで腐食が進んだとみられ、原子炉は18日に停止していた。営業運転再開の時期は未定としている。
関西電力は美浜原発3号機(福井県美浜町)の屋外にある2次系配管に穴が見つかったと発表した。穴の大きさは縦約14ミリ、横約4ミリで、原子炉は18日に停止していた。現時点で放射能漏れはないとされ、再開の見通しは未定だ。カバーの状態は周囲の腐食も観察されている。
原因と経緯について、カバーは本来とは上下が逆向きに取り付けられていたことが指摘されている。2010年にカバーを交換したといい、雨水が隙間から侵入して腐食を進行させ、配管に穴が開いたとみられる。関電は現時点でこの推定を基に調査を進めている。
美浜3号機では今年5月にも高圧タービンの金属製キャップに穴が開き、蒸気漏れが確認されたため原子炉を手動停止。その後キャップの交換などの対策を実施して起動準備を進めていた。今回の事象と合わせ、信頼性向上のための点検・対策が継続している。