リスクモンスターが実施した第4回「借金王ランキング」調査で、上場企業の有利子負債総額が最も多いのはトヨタ自動車で43兆円超。20社中18社で前回から負債が増えており、新たに日本製鉄、KDDI、東海旅客鉄道がトップ20入りした。
最新の連結決算短信を対象に、有利子負債の規模と推移を分析した調査で、金融機関を除く3,056社が対象となっている。結果、トヨタ自動車が最も多い有利子負債を抱える企業となり、43兆2,054億円に達した。ソフトバンクグループが2位、日本電信電話が3位で続く。
トップ20の顔ぶれには新規参加企業として日本製鉄、KDDI、東海旅客鉄道の3社が加わり、上位の順位は大きく変わらなかった。業種別では通信業が4社、自動車製造業と総合リース業がそれぞれ3社で、他にも電気、鉄道、総合商社が複数社選ばれている。
前期比ではトップ20のうち18社で有利子負債が増加しており、増加額が大きいのはソフトバンクグループ、日本電信電話、トヨタ自動車の順。負債が減少したのは東海旅客鉄道と関西電力のみだった。
トップ20の企業を現預金回転期間、借入依存度、自己資本比率の3指標で安全性を分析したところ、高リスク水準に該当する6社が確認されたが、個別企業の倒産可能性を示すものではなく、指標の一部が高リスクと判断される場合があるという。