霞ヶ関キャピタルの2026年8月期決算は売上高163,756百万円、営業利益27,866百万円。開発用地16件を取得しホテル5施設が開業、401Aは15物件726室を保有する。
霞ヶ関キャピタルは2026年8月期連結決算で売上高を163,756百万円(前期比約+69.7%)、営業利益を27,866百万円(前期比約+47.2%)と発表した。上方修正の主因はホテル事業の案件収益拡大と売却の早期化によるもので、通期の利益は期末に集中している。ホテル関連では期中に新たに5施設が開業し、開発用地16件を取得したほか、既存ホテル・旅館の取得も進んだ。決算短信と説明資料からは、開発ファンドやREITへの資産移動を通じた利益創出の輪郭が示されている。
401A(霞ヶ関ホテルリート投資法人)は2026年7月期に15物件・726室を保有しており、取得価格は49,210百万円、1室あたりの取得価格は約6,778万円となる。うち石垣の1物件が取得価格の38%を占め、固定賃料物件4物件が62%前後を占める構成で、他は固定賃料と変動賃料の混在となっている。全体としては、7月期決算短信の時点で在庫管理と賃料構造の組み換えが進んでいる状況だ。
開発からファンド・REITへの循環が強調され、AUMとパイプラインは1年間で大きく拡大。事業規模は1.2兆円規模となり、ホテル分は75件・4,312億円相当へ拡大。開発用地は16件で客室数の公表はなく、2027年春までに開業予定の11件・724室が開示されている。今後も開発地の売却とファンド・REITへの組入れが投資家の焦点となる見込みだ。
決算説明資料では2027年8月期の予想として売上高を220,000百万円、営業利益を41,000百万円とし、ROE目標を30%前後での中期計画を示している。開発中の27件・1,806室のうち11件・724室が2027年春までに開業見込みとされ、宿泊市場の動向が収益の鍵を握る構図は継続する見通しだ。