青山財産ネットワークスはFY2026年通期の売上を27%減の287億2,000万円へ下方修正したが、粗利率の改善と営業利益は現状計画を維持すると発表した。主因は税制改正と金融機関経由販売の停止による不動産取引の減少。
青山財産ネットワークスは2026年12月期の第2四半期決算説明会で、通期売上高を390億円から287億2,000万円へ下方修正したと発表した。主因は税制改正で主力商品アドバンテージクラブの販売が低迷し、不動産取引収益が大幅に減少する見通しとなったことである。
一方で財産コンサルティングの売上は126億6,000万円へ上方修正され、財産コンサルの粗利率は53.2%、不動産取引の粗利率は12.9%へ改善した。全体の売上総利益は88億円、営業利益は48億円を維持する見通しで、紹介手数料の減少が粗利率改善の主因と橋場CFOは説明した。
中間期の進捗は売上高133億円、営業利益は17億5,800万円で、進捗率はそれぞれ46.4%と36.6%と低調だった。第4四半期にはアドバンテージクラブ在庫約50億円の売却を計画しており、下期の回復を見込んでいる。
AI・DX戦略では生産性向上の目標を1.5倍から2倍へ引き上げ、実証実験では資産分析エージェントの作業時間が大幅に短縮されるなど成果が出ている。顧客数は増加している一方、コンサルタント採用は計画を大幅に下回っており、今後はAI・DXでの生産性向上で補う方針を示した。