9月の中古車買取相場は約104万円と前月比わずかに上昇し高値圏で推移。上半期の中古車輸出台数は約85万6000台と過去5年間で最高水準を更新し、査定額の二極化が進行している。今後は10月をピークに11月以降下落する見通しが示されている。
9月の中古車買取相場は車選びドットコムのデータで約104万円となり、前月の約103万円からわずかに上昇した。高値圏を維持している美点とともに、輸出市場の活発さが国内相場を支える要因となっている。
財務省の貿易統計によると、2026年上半期の中古車輸出台数は約85万6000台で、前年同期を上回り上半期として過去5年間で最高水準を更新した。USSオークションの成約車両単価も月次で120万円を超える水準を維持している。
相場は高値安定だが車種やタイプにより査定額の格差が拡大しており、いわゆる「査定額の二極化」が進行している。国内需要と海外需要の両方を取り込める車種ほど底堅い価格を維持しやすい傾向がある。
10月をピークに11月以降は下落する見通しが立てられており、年末年始は取引が一時的に止まる可能性がある。年内は11月までが売却の好機と予測され、年落ちによる価値の減少にも注意が必要。