サスメドは不眠障害治療用アプリ Medcleの国内市場規模を880億円、潜在市場を3,940億円と試算。SAMは420億円超と見積もるほか、主開発中パイプラインの規模も併せて示している。
サスメドは国内市場規模について、Medcleの市場規模を保険償還点数×患者数×単剤率×軽度〜中等度患者比率で計算し、880億円とした。潜在患者を含む場合は3,940億円と推定され、ターゲティング需要であるSAMは合計420億円超と試算している。具体的には既存の睡眠薬治療からの切り替えニーズが150億円、睡眠薬治療に抵抗がある未治療患者の掘り起こしが270億円とされる。
他方、主な開発中パイプラインとして乳がん患者運動療法アプリSMD401が72億円、ACP用プログラム医療機器SMD402が309億円、慢性腎臓病リハビリアプリSMD201が660億円と推定されている。DTxプラットフォーム事業は治療用アプリ開発を支援する機能を持ち、ブロックチェーンを活用した臨床試験システムSUSMED SDSの提供などがある。
SUSMED SDSは高水準のセキュリティとデータ改ざん耐性を実現し、治験モニタリングの工数と費用を削減するとされる。2020年以降に法規制の枠組みを活用してGCP省令の要件を満たすシステムとして認可され、医療機関や学術機関、製薬企業との共同研究で導入が進むと報じられている。
今後は研究開発費が先行するリスク要因を抱えつつ、Medcleの販売から得られる収益に加え、パイプラインの外部導出やマイルストン収入を通じた早期の収益化を模索しており、資金調達も適切な時期に検討する方針とされる。