サスメドは不眠障害用アプリ Medcle の販売を開始し、2027年6月期に大幅な増収を見込んでいる。DTx事業の拡大とプラットフォーム事業の契約拡大が成長要因として挙げられる。
サスメドはデジタル治療薬(DTx)のプロダクト事業とプラットフォーム事業を展開しており、治療用アプリの開発と臨床試験の運用支援を行っている。Medcle は不眠障害治療を目的としたアプリで、保険適用が開始済みであり、国内初の公的医療保険適用の管理医療機器として位置づけられている。
Medcle の販売開始と合わせ、塩野義製薬との独占的販売契約終了を受け同社が単独で販売活動を行い、売上計上は全額を同社の製品売上として計上する体制を整えている。契約終了の影響は軽微とされ、今後の収益性に対するプラス効果が見込まれるとの見方がある。
2026年6月期はマイルストン収入の寄与で増収を確保した一方、販管費の増加で営業損失が拡大した。
2027年6月期は事業収益が前期比68.7%増の838百万円と大幅増収を見込み、Medcle の医療機関採用数1,000軒、月間処方数2,000回/月をKPIとするほか、SUSMED SDS 等の運用継続と開発パイプラインの拡充を推進する見通しだが、開発費・広告費・人件費の増加によるコストも見込まれている。