V2Xの第3四半期は売上高が前年同期比9%増の12億7,000万ドルとなり、純利益とEPSも大幅に改善。これを受け2026年通期の業績予想を引き上げ、2027年見通しの地域リスクにも言及した。
V2Xの第3四半期の売上高は12億7,000万ドルとなり、前年同期の11億7,000万ドルから9%増加した。純利益は前年同期の2,460万ドルから3,200万ドルへ、希薄化後EPSは0.77ドルから1.01ドルへそれぞれ増加し、調整後営業キャッシュフローも拡大した。これを背景に同社は2026年通期の売上高および利益予想を引き上げ、調整後EPSも上方修正した。
第3四半期の受注総額は約16億ドル、受注残高は128億ドルとなり、前期比・年来の成長を維持。ブック・ビルド・レシオは1.2倍、過去12カ月は1.4倍と堅調な受注基盤を示した。現金創出力は改善し、調整後EBITDAは拡大したが、マージンは若干低下した。
通期予想の引き上げでは、2026年の売上高を従来の47億7,500万ドル〜50億2,500万ドルから49億5,000万ドル〜51億ドルへ、調整後EBITDAは3億5,250万ドル〜3億6,750万ドルへ、それに伴う調整後希薄化後EPSは6.15ドル〜6.55ドルへと上方修正した。営業キャッシュフローの見通しも1億7,500万ドル〜1億9,500万ドルへ引き上げられた。
また、7月時点の現金利息費用・減価償却費・無形資産償却費を含む前提が更新され、実効税率は約23%、加重平均希薄化後株式数は約3,200万株、設備投資額は約2,000万ドルとされている。アジア太平洋地域の成長や近代化分野での機会が期待される一方、地政学的リスクや予算の変動といった不確実性には留意が必要とされた。