UBSアセット・マネジメントのグローバル国債・為替責任者は、日本が再度円買い介入を行えば円売りの好機になる可能性があると指摘。日銀の18日利上げはタカ派転換を示すものではないとの見方を示し、今後も円高が継続するかは不透明だ。
日系メディアが伝えた UBSアセット・マネジメントのグローバル国債・為替責任者ケビン・ジャオ氏の発言によると、日本が再び円買い介入を実施した場合、円を売る機会が生まれる可能性があるとされる。ジャオ氏は日銀が18日に利上げを行ったことについて、タカ派転換を示すものではないとの見方を維持している。
ジャオ氏はこれまで円をオーバーウェートとしていたが、7月には日米の大規模な協調円買い介入時に円を売却した経験を挙げ、次のきっかけを待っていると語った。市場では日米金利差の動向やFRBの利上げ見通しが円相場に影響するとの見方が続く。
円は今月に入り日銀の利上げペース観測の高まりで一時上昇したが、18日の利上げ後の下支え効果は乏しく再びじりじりと下落している。ジャオ氏は「円安につながる基本的な政策は変わっていない」と指摘し、米国の利上げが続く限り日米金利差が維持される可能性が高いと語った。
市場では日銀が6月までに3回程度追加利上げするとの見方が織り込まれている一方、FRBも同様の利上げ回数を見込んでおり、ドル・円の動向は今後も注視される。ただし、記事は投資判断や値動きの予測を示していない。