ispaceがJAXAの月面太陽電池タワー計画の契約相手に選ばれ、2030年以降の打ち上げを見据え開発計画の概念設計を進める。月面での電力供給を実現する仕組みづくりが今後の焦点となる。
宇宙開発の新興企業であるispaceは、月面での太陽電池タワー実現に向けた企画競争でJAXAから契約相手に選ばれた。今後、他のパートナーと協力して、開発計画の概念設計を進める。
JAXAは月面での活動拡大を見据え、30年代前半には数十キロワット級の電力供給が必要になると見込んでいる。月表面の太陽光入射が低い地点では、太陽電池とタワーを組み合わせた電力供給体制が重要となる。
ispaceは月面太陽電池タワーや探索機などへの電力供給システムの仕様、月着陸船との電力接続を含む開発計画の具体化に向けた概念設計を、他のパートナー企業と取り組む予定だ。
JAXAは27年度以降に設計方針を具体化する見通しで、2030年代以降の打ち上げを想定している。