業績手掛かりを重視する動きが強まり、出遅れ感のある中小型株に資金が向かう中、フェローテック、ワークマン、ナカニシ、QDレーザ、ミライト・ワンなどが注目された。日経平均が7万円近辺を回復する局面で、半導体・AI関連株の物色が活発化した。
日経平均株価は7月の安値からリバウンドし、7万円接近の局面まで上昇した。決算発表を一巡させた後も、米国市場で半導体・AI関連株の業績好調が確認され、日本市場にも波及して指数の影響が大きい銘柄を中心に物色が進んだ。
この流れを受け、改めて業績手掛かりを重視した物色が意識されやすくなると見込まれ、決算発表で好業績ながら材料出尽くし感で売られた銘柄や評価が低い銘柄が改めて注目リストに乗る可能性が指摘された。日経平均の7万円回復が射程圏内になる局面では、出遅れ感のある中小型株へ資金が集中する可能性もある。
注目銘柄としてフェローテック、ワークマン、ナカニシ、QDレーザ、ミライト・ワンの5銘柄が挙げられ、それぞれの事業領域や最近の動向が要約されている。フェローテックは磁性流体を用いた真空シールなどが強みで、AI関連設備需要の高まりとともに成長期待が高まっている。ワークマンは防水・防寒といった機能性衣料を軸にリカバリーウェアなどの戦略製品を拡充中。ナカニシは歯科用機器を主力に、株式分割を発表済みで上昇トレンドが続く可能性がある。QDレーザは次世代の光源・量子ドットレーザーの量産化で黒字化へ転じる見込みがあるとされ、ミライト・ワンはデータセンター関連やEV充電など非通信分野の成長を追う。