ロート製薬はローリング方式で中長期成長戦略を更新し、2031年度の財務予測を新たに設定した。2031年度の目標は売上高4640億円、営業利益598億円、営業利益率12.9%、海外売上比率56%、配当性向40%となる。
ロート製薬は「ロートグループ 中長期成長戦略 2025~2035」を前提に、財務予測の見直しをローリング方式で実施し、対象期間を2026年~2031年へ更新した。これにより2031年度を目標年度とする新たな財務予測を整理した。従来公表していた中期経営目標は2030年度の設定だった。
2031年度の財務予測の主な数値として、売上高は4640億円、営業利益は598億円、営業利益率は12.9%、海外売上比率は56%、配当性向は40%とすることが示された。過去の予測と比較すると、期間の延長と比率の目標設定が更新された。
中長期戦略の柱は三つで、事業収益力の強化、技術商品力の深化と拡充、メディカル事業の基盤構築となる。事業収益力強化ではセルフケアのグローバル展開・新分野の拡大、技術商品力深化ではフィトサイエンス素材の研究とサプリメント導入、内服・食品での胃腸ケア・予後ケア、眼科領域の連携などを掲げる。
メディカル事業の基盤構築では医療事業ファンデーションの確立を目指し、CDMO拡大、眼科・皮膚科関連の製品開発・連携を推進する。今回の更新は従来の2030年度財務目標を2031年度へローリング適用した結果として整理された。