UAEのシャルジャ空港国際フリーゾーン(SAIF ZONE)が東京でMENA市場の産業展望を紹介するブリーフィングを開催。日本企業へGCC諸国の動向と事業機会を示し、現地の連携体制を説明した。
アラブ首長国連邦のシャルジャ空港国際フリーゾーン(SAIF ZONE)は10月27日、日本・東京で「MENA産業展望ブリーフィング」を実施。日本企業向けに湾岸協力会議(GCC)諸国の産業トレンドと事業機会を紹介した。
講演では経済の多角化やデジタル・AI、再生可能エネルギーへの投資が進む現状が共有され、水・環境、物流・航空、エネルギー関連機器・サービス分野で日本企業の商機があると指摘された。GCC域内の政府系・大手企業を中心に、機器・システム供給やEPC企業が案件を取りまとめる構造が説明された。
日本の中堅・中小企業には、バルブ・ポンプ・検査システム等の機器供給や交換部品などが期待されるとの見方が示された。ぶどうの森(石川県金沢市)の事例を挙げ、シャルジャはコスト競争力と空港アクセスの優位性を説明。現地パートナー選定と公的機関活用の重要性も強調された。
パネルディスカッションでは、SAIF ZONEが力を入れる分野として金属精錬・加工が挙げられ、希少金属の集積拠点化を目指す将来像が示された。先端技術分野の日本企業進出に対する期待も述べられた。