米国9月のコアCPIは前月比0.3%で2カ月連続の市場予想超えとなり、総合CPIは前月比0.6%と一致。インフレ圧力の再燃が示され金融市場の金利見通しに影響を及ぼした。
2026年9月の米コアCPIは前月比0.3%、直近3カ月の前年対比年率は3.4%へ加速した。総合CPIは前月比0.6%で市場予想と一致したが、コアの伸びが予想を上回りインフレ再燃の兆候が確認された。
コアCPIの内訳では財コアが0.3%、サービスコアが0.4%とともに伸びが拡大。特に住宅を除くサービス(スーパーコア)は高止まりで、賃金圧力と住居費の粘着性が全体の物価上昇を押し上げた。これによりFRBの利上げ継続観測が意識された。
金融市場では10月FOMCの利上げ織り込みが限定的にとどまりつつも、12月以降の追加利上げ確率が高水準を維持。長短金利の動きは発表後に反応し、ドル・株式市場には混乱と調整の動きがみられた。
前年同月比では総合・コアともに伸びが拡大。特にエネルギー部門の上昇が寄与し、実質賃金の低下が消費の先行き不透明感を強め、FRBのインフレ抑制姿勢と景気減速リスクの両立が再認識された。