個人情報流出を巡る動きと政府の指針で、サイバーセキュリティとeKYC/ICチップ関連の銘柄に関心が集まっている。日米のAI・半導体株の調整と日経平均の推移も併せて伝える。
米国のSOX下落とCXMTの新技術ニュースを背景に、日経平均は大幅安となり、AI・半導体株を中心に売りが広がった。CXMTの記憶密度を高める新技術の報道が相場を重荷にした一方、日本市場ではサイバーセキュリティ関連の銘柄にも関心が高まっている。
韓国ではサムスン電子とSKハイニックスの外国人投資家による保有比率が低下しており、需給の逼迫が今後の株価動向の注目点として挙げられた。米FTのAI関連売上見通しの下振れ報道も、両社株式への売り材料となった。
米国市場ではブロードコムのCEOがAI投資の過度な投機に対する懸念を示し、資金調達の難化がAIインフラ拡大の障壁になり得るとの指摘が伝えられた。これもAI・半導体株の売り材料として作用した。
日本では金融庁が不正アクセスを背景に本人確認のICチップ読み取りへの移行を促し、eKYC関連銘柄としてショーケース、フライトソリューションズ、ELEMENTS、サイバートラストなどが注目を集めた。日経平均は中期上昇トレンドを維持する一方、底打ちを急がず慎重な姿勢が求められている。