東京センチュリーは米子会社ACGがエアバスのA320neoシリーズを75機購入すると発表した。総額は約1兆8560億円で、機体受領は2032年から2035年にかけて行われる見込み。
東京センチュリーは16日に、米子会社ACGがエアバスの小型機A320neoシリーズを75機購入すると公表した。機体のカタログ価格の総額は約1兆8560億円に達し、世界的な旅客需要の拡大を見据え保有機材を増やす方針を示している。
今回の大口発注に関してACGのCEOトーマス・ベーカーは、今回の取引がACGの約40年の歴史の中で最大規模になると述べ、実際の取得額は守秘義務のため非開示としていることを明らかにした。
東京センチュリーは8月にACGの親会社株式の50%を伊藤忠商事へ譲渡すると発表しており、伊藤忠は11月に約3000億円で取得する予定だ。これに伴いACGは東京センチュリーの連結子会社から外れ、持ち分法適用会社となる見通しだ。
航空業界ではコロナ禍後の旅客需要回復を背景に燃費性能に優れた新型機への更新需要が続いており、ACGの今回の大量発注は中長期的な航空需要の伸びをリース会社側が織り込んでいることを示す動きと受け止められる。