ソフトバンクグループはABBの中国におけるロボティクス事業の買収について、中国の審査機関が取得を禁止したと発表した。取引は中国事業の取得禁止を含み、両社は協議を続けている。
2026年11月6日、ソフトバンクグループはABBの中国におけるロボティクス事業の買収を禁止する通知を4日に受け取ったと公表した。ABBも前日にソフトバンクから禁止の連絡を受けたと明らかにしており、両社は取引について緊密に協議していると説明している。
禁止の対象はABBの中国におけるロボティクス事業の買収であり、ABB Robotics部門全体の売却契約が終了したり、中国工場や顧客向けサービスが停止したという発表ではない。禁止の理由や法的根拠は公表されていない。
2025年10月に発表された売却の企業価値は53億7,500万米ドルだったが、これはABB Robotics部門全体の評価であり、中国事業だけの価格ではない。今回の発表は取引全体と中国事業の取得禁止を分けて読む必要がある。
現時点では、中国事業の取得禁止を含む協議継続の状況にとどまっており、取引全体が成立したか破談になったかは公表されていない。