8月下旬に株価は小幅に動いた後、8月19日は前日比で大幅安となった。決算短信では2027年3月期1Qの売上高・利益が大幅増となり、AIサーバー向け部材と家庭用蓄電システムの需要が業績を牽引した。
8月12日から18日までの間、ニチコンの株価は2,913円から2,861円へ小幅に変動した。その後、8月19日に前日比162円安の2,699円となり、取引は大きく下落した。なお直近5営業日は3,000円前後でのもみ合いを経て下放れした。
2027年3月期第1四半期の決算短信は8月5日に公表され、売上高は447億円(前年同期比12.9%増)、営業利益は28億円(同292.1%増)、最終利益は25億円となり、いずれも前年同期を大幅に上回った。AIサーバー向けコンデンサと家庭用蓄電システムの需要が業績を牽引した。
過去12四半期の業績はやや弱さを見せた時期があったが、直近では純利益率・営業利益率の改善と自己資本比率の安定化が確認され、売上高とEPSも前年同期比で増加している状況となっている。