日野自動車は2026年3月期第3四半期決算を公表し、売上高は前年同期比で減少したものの、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益が大きく増加し、業績には回復の兆しが見られる。
日野自動車が2026年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は前年同期比で減少したが、営業利益は39.3%増の627億6,400万円、経常利益は179.2%増の550億800万円、四半期純利益は305億8,000万円と大幅に改善した。
直近の12四半期では業績が改善傾向にあり、純利益率・営業利益率がともに前年同期比で回復している。自己資本比率やEPSも改善しており、業績回復の兆しが示された。
今後の業績チェックポイントとしては、価格改善と固定費効率化、トヨタ向けSUVの増加が挙げられる一方、供給制約と認証関連費用の長期化リスクが指摘されている。さらに、補給部品売上の底堅さや資産売却による資金確保など、収益構造の安定化要因も見られる。
2026年3月26日更新の要因分析では、総合評価として中長期の成長を支える要因とリスク要因が列挙され、ポジティブ要因7件・リスク要因7件の整理が行われている。