自動車用樹脂成型装備品メーカーのイクヨが、サービスステーション向けの販売網を持つムラキをTOBで子会社化する方針を発表した。買付価格は1株3000円で総額は約14億5800万円を見込み、ムラキの上場は維持される予定。
イクヨはムラキを株式公開買付け(TOB)で子会社化する方針を公表した。ムラキの買収により、両社が一体となって製品拡充や調達コスト削減を進め、経営統合を図る。ムラキの現在所有株式はイクヨが17.01%で、TOB後の所有を50.1%に高めることを目指す。買付は株式48万6300株、総額約14億5800万円で、買付予定数は既定の下限を設けない形だ。
ムラキのSS向け販売網とイクヨのEV・次世代エネルギー分野の製品・サービスを連携させ、商用EVの充電・整備拠点としてSSが活用される取り組みも進められる。公表時点でムラキはTOBを受け入れるか未定だが、情報を精査した上で対応を検討するとしている。