滋賀銀行と池田泉州ホールディングスは2028年4月の経営統合に基本合意した。統合後の総資産は約14兆2000億円となり、預金等残高は約11兆8000億円を見込み、京都フィナンシャルグループを上回る関西最大の地銀グループが誕生する見通し。併せて併合はせず、持株会社の傘下でブランドと本店所在地を維持する。
滋賀銀行と池田泉州ホールディングスは、2028年4月の経営統合に向け基本合意を発表した。統合後の総資産は単純合算で約14兆2000億円、預金等残高は約11兆8000億円となり、関西で最大の地銀グループとなる見込みである。両行は合併せず、持株会社の傘下でそれぞれのブランドや本店所在地を維持する。
両行は今年4月に資本業務提携「池田泉州・滋賀アライアンス」を結び、協調融資や人材交流を進めてきた。今後は経営資源を一体的に活用し、競争力の強化と地域経済への貢献を目指す。さらに統合による相乗効果も見込む。
滋賀銀行は大型株を手掛けるファンド「ありあけキャピタル」が保有する池田泉州HD株を約366億円で取得、保有比率は約12%となり筆頭株主になる。3月末時点の連結総資産は滋賀銀が約7兆6690億円、池田泉州HDが約6兆5959億円だった。
大阪市内で開いた会見で両社トップは、アライアンスと統合を通じて関西の成長を創出する金融グループを目指すと意欲を示した。
今回の動きを受け、関西の地場金融機関の再編が一段と進む可能性がある。