日華化学は26年12月期の業績予想を上方修正し、売上高と営業利益の両方で過去最高を見込む。非フッ素系撥水剤で世界No.1を目指す取り組みや新工場稼働計画など、事業の拡大要素が多く盛り込まれている。
日華化学は26年12月期の業績予想を売上高600億円超、営業利益50億円超と上方修正し、売上高・営業利益ともに過去最高を見込んでいる。非フッ素系撥水剤の世界No.1を目指す方針のもと、ZeLan事業を譲り受けたことも公表された。
化学品事業ではEHD製品の比率を高め、利益率の向上を図る計画が示された。化粧品事業では新工場「福井スマートファクトリー」の竣工を来年5月に控え、24時間稼働で生産性の大幅向上と内製化の推進を進める。FEtEブランドのヘアオイルも日韓共同開発で展開する。
中期経営計画「INNOVATION30」では2030年売上高700億円、営業利益56億円、EBITDA90億円を目標とし、EBITDAの成長を最重要指標として位置づけている。新工場稼働後の減価償却費増にも対応し、EBITDAの大幅な向上を目指す。
2026年第2四半期の決算では、売上高が前年同期比14.1%増の300億円超、営業利益は37.1%増の26.5億円、純利益は2倍近い19.4億円となり、特に化学品事業が大きく伸びた。