ジーエス・ユアサ コーポレーションの株価は10月下旬にかけて荒い動きが続く中、反発局面と調整局面が交互に繰り返されている。
10月23日には大株主としてレオス・キャピタルが5.33%保有に浮上したと報じられ、同日の株価は前日比ほぼ横ばいの水準で4,666円を示した。以降の取引では10月29日まで4,776円へ持ち直す場面があったが、10月30日には4,613円まで下落し、直近の5営業日にも反発が一服する状況が続いている。
2027年3月期第1四半期決算は8月5日に発表され、売上高は1,417億円(前年同期比7.5%増)、営業利益は115億円(同26%強増)、四半期の純利益見通しは395億円で前期比5.6%減の見通しとなっている。
同期間のセグメント動向として、モビリティ事業が業績をけん引した一方、海外の鉛蓄電池は欧州・東南アジアで販売が増加、円安効果で利益が拡大。社会インフラは非常用電源装置の受注が減少し、事業間での強弱が業績構造に表れている。
年間配当は8月5日時点で2027年3月期に対して98円を想定しており、前期の90円から増配方針を示している。直近の株価調整局面にも関わらず、業績拡大と株主還元の方針を維持する見通しとされている。