来週のFX市場では、北米・欧州・アジア・新興国の主要イベント日程が発表され、米国 CPI など材料が集中する見通し。地域ごとの日程と注目点を整理する。
4地域の来週のスケジュールとして、北米では米国の重要指標やFRB関連の発言日程が並ぶ。米9月 CPI やPPI、ベージュブックの公表日が設定され、関係者の発言にも注目が集まる。市場関係者は、米連邦準備制度の今後の金融政策の行方を左右する材料として注目している。
欧州関連では、英・欧州の鉱工業生産やGDP改定値、G20財務相・中央銀行総裁会議などが予定されている。BOE総裁の講演や内外の経済指標の動向が、次の利上げ見通しに影響を与える可能性がある。市場参加者は中東情勢を背景としたインフレ懸念にも注意を払う。
アジア・オセアニアでは日銀関連の議論や中国・豪州の消費者物価・貿易統計が焦点に。日銀の政策決定会合や副総裁の発言に市場の見方が動く可能性があり、中国の指標も景気動向の手掛かりとなる見込み。
新興国ではメキシコ・トルコの指標発表が予定され、メキシコ中銀の議事要旨での景気動向の指摘が材料視される可能性がある。12日にはメキシコ8月鉱工業生産が公表予定で、国内景気の動向が注目される。
全体として、来週は米CPI・日銀会合・BOE判断・新興国の主要指標など、複数の材料が同時に市場へ影響を及ぼす局面が想定される。