網屋はデータセキュリティとネットワークセキュリティの2軸で事業を展開しており、2026年中間期の売上構成はデータが約42%、ネットワークが約58%で、ARRの成長とサブスクリプション化の推進が進んでいる。
網屋はデータセキュリティ事業の主力製品「ALog」を核に、サイバーセキュリティ分野の全社的な基盤強化を進めている。2026年12月期中間期のデータセキュリティ事業の売上は約2,104百万円で前年同期比39.2%増、ネットワークセキュリティは約2,357百万円で同29.4%増となり、両事業の利益寄与はほぼ拮抗する構造が続く。
データセキュリティの「ALog」はログ管理を超えたSIEM的活用やフォレンジック支援へ拡大しており、累計契約は6,500件を超える。 ALogの競争優位は独自のログ翻訳技術とテンプレート設計にあり、AIを活用した異常検知機能の強化も進む。
収益モデルは2024年に「ALog」の販売形態をライセンス売切り型からサブスクリプション型へ全面移行し、現在はARRの積み上がりが加速。解約率は0.7%と低水準を維持しており、既存顧客の移行も順調に進行している。
またクラウド版の「ALogクラウド版」は2023年に提供を開始し、大企業以外にも適用可能な環境を整え、準大手・中堅・中小企業の市場開拓を進めている。今後はサプライチェーン対応需要の高まりなどを背景に、エネルギー・防衛・製造業を中心に引き合いが増加している。