グンゼは半導体洗浄部品の増産へ投資を進め、愛知県江南市の工場に新棟を建設。完成は8月、建屋投資は22億円だが、現状の生産量や増産計画は公表されていない。
グンゼは半導体洗浄工程で使うフィルターネットなどの生産を増やす計画を明らかにした。江南市にある自社工場の一部を拡張する形で新棟を設け、設備投資を進める。現時点で具体的な増産量の公表はなく、需要動向は今後の開示を待つ状況だ。
新棟は延べ床面積約5900平方メートルで、8月に完成した。現状の生産体制や増産の規模感についてはまだ公表されていない。投資額は建屋のみで22億円に上る。
対象となるのは半導体の洗浄部門で用いられる部品で、需要拡大の背景にはフィジカルAIやドローンなど用途の広がりがあると説明されている。需要環境の変化を踏まえ、供給体制を整える狙いがある。
岡高広社長は半導体需要の変化について、用途の多様化が進んでいると指摘している。今後の需給動向や増産計画の具体化は、これからの情報開示に委ねられている状況だ。