9月の東京都区部CPIのコア指標は全指標で伸びが拡大し、特殊要因除く系列を含む各指標が前月比で上昇。刈込平均・加重中央値・最頻値などの算出値も上昇傾向を示した。
9月の東京都区部の物価コア指標は、日銀が賃金と物価の波及を分析する際に用いる指標の計算形式に基づき、特殊要因除く系列や東京都区部版の刈込平均・加重中央値・最頻値のいずれも前月比で上昇している。
生鮮・特殊要因除くは9月に+3.1%へ拡速となり、8月の+2.6%から上昇。生鮮エネ・特殊要因除くは9月+3.0%へ拡大、8月の+2.5%から上昇。食料エネ特殊要因除くは9月+2.8%へ上昇、8月の+2.1%から上昇した。
刈込平均値(全国ウェイト換算)は9月+2.3%、8月+2.0%、加重中央値(全国ウェイト換算)は9月+2.0%、8月+1.8%、最頻値は9月+1.6%、8月+1.4%となった。全国版の低変動品目CPIは都区部で9月+2.0%、8月+1.9%となっている。
全体として、9月はいずれの指標も伸び率が拡大しており、日銀が重視する特殊要因除く系指標の伸びが特に顕著に見えることから、物価基調の強まりを示唆している。