北海道電力は9月25日、連結業績予想を上方修正し、託送料金見直しと電気料金改定を同時に開示した。株価は直後に反応し、9月28日に終値1,140円を付けた。
9月25日に、27年3月期の連結業績予想を上方修正し、営業利益を480億円から610億円へ引き上げた。併せて託送料金の見直しや電気料金改定の開示も同日行われ、直近の値動きは材料主導での推移が想定されている。
株価動向として、9月28日の終値は1,140円となり、出来高は前日比大幅増の4,078,900株に達した。上方修正発表後の買いが入り、短期的に材料の消化と水準の再設定が同時進行した。
決算短信要約では、27年3月期1Qの経常利益が前年同期比55.0%減の188億円、純利益が52.0%減の148億円となっており、通期の見通しは上方修正と四半期減益が併存する局面となっている。
企業価値の観点では、27年3月期の年間配当予想は1株33円と、前期と同水準の据え置きとなる見込みで、業績修正後の株主還元計画に変更はない。
総括として、直近の情報では決算・業績の修正と株価の反応が混在しており、通期見通しを中心に評価が推移している。