米国株市場でコアウィーブ[CRWV]の信用不安がAI失速のサインとして警戒を広げた。今週は決算・景気・インフレ動向の情報が焦点となる。
先週の米国株市場はAI関連株を巡る警戒感が強まり、主要指数の動きに明暗が分かれた。S&P500は下げ、ナスダックは大幅に下落した一方、ダウは小幅に上昇。インフレ再加速の懸念と金利の動向が相場の重荷となった。
コアウィーブの信用不安が市場の警戒感を増幅した。社債は額面1ドルあたり93セントから84セントへと下落し、利回りは一時15%まで上昇した。これに対し社長の意見が公表されたものの、株式と社債の下げは止まらなかった。
焦点はAI需要そのものよりも、巨額の借入を前提とした設備投資モデルの持続可能性にあるとの見方が示された。GPU需要は底堅く、レンタル市場の価格も堅調な動きを見せている。
半導体株の下落影響の一方で、ASMLやTSMCはAI投資を継続しており、投資意欲は依然として高いとの見方がある。さらに米国決算シーズンと経済指標に関する警戒と期待が併存している。