9月24日の取引終了後に決算発表が相次ぎ、カバーは上期経常を大幅上方修正して27.2%増益見込みとなった。併せて古河電気工業は上期最終利益を大きく上方修正し、日本オラクルとGMOコマースも今期業績を引き上げた。
VTuber事業を手掛けるカバーは、2027年3月期上期の経常利益予想を従来の19.3億円から34億円へ上方修正した。これにより前年同期比の増益となる見込みとなり、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しが示された。増額の主因は新作スマホゲーム「hololive Dreams」が想定を上回る立ち上がりを見せたことと、ライセンス・タイアップ領域の収益が計画を超えたこと、マーチャンダイジング領域の在庫調整の影響が相殺されたことだ。
古河電気工業は上期の連結最終利益予想を従来の425億円から580億円へと36.5%上方修正した。修正の要因はUACJ株売却益の計上時期を前倒ししたことによるもので、通期の最終利益予想は据え置かれた。
日本オラクルは第1四半期の経常利益が266億円で前年同期比25%増となり、クラウド需要の拡大を背景に四半期ベースで過去最高を更新した。幅広い業種での製品・サービス導入が進んだことが、増益を支えたと伝えられる。
GMOコマースは今期の経常利益を従来予想の6.5億円から7.3億円へ12.1%上方修正し、併せて期末配当を52.12円へ引き上げる方針を示した。のれん償却費や新たな子会社化の影響を織り込んだ増額である。